研究課題/領域番号 |
17K17555
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 天理医療大学 |
研究代表者 |
高橋 里沙 天理医療大学, 医療学部, 准教授 (90596206)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | アルコール / 飲酒 / アフリカ / FGD / 公衆衛生 |
研究成果の概要 |
本研究は、アフリカ農村地域のハイリスク飲酒者を対象にした個人対象簡易減酒プログラムの質的評価の実施し、結果を踏まえて、集団を対象とした簡易減酒プログラムを開発することを目的に、集団の早期介入プログラムを実施した。 介入後に減酒を継続できた背景には、減酒継続には、家族や友人関係のサポートが必要で、仕事が見つかることや、飲酒以外の楽しみ、将来への希望につなげる継続支援が、減酒以降に適量飲酒行動を継続するためには必要であることがわかった。集団簡易減酒プログラムは、COVID-19の影響を受け、多くの対象者がプログラム及び評価を継続することができず、効果の有無は実証が困難であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療施設や資源の乏しい地域において、命の直結しない健康問題は後回しにされがちである。しかし、過剰な飲酒は確実に健康を害し、かつ家族や地域に及ぼす影響は大きい。本研究は、地域にある人的資源を活用し、予防的な介入をすることで持続可能なプログラムを開発した。同様の問題を抱える資源の乏しい貧困地域や開発途上地域においても活用できるものであると考える。
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