研究課題/領域番号 |
17K19176
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料化学、エネルギー関連化学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
村井 俊介 京都大学, 工学研究科, 助教 (20378805)
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研究分担者 |
岸 哲生 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (90453828)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | プラズモニックアレイ / 微小球レーザー / 蛍光ガラス / ガラス微小球 / 異方性発振 |
研究成果の概要 |
真球度の高いEu3+添加ガラス微小球の作製を行うとともに、得られた微小球をアルミニウムナノシリンダーアレイ上に固定し、光学顕微鏡下で励起し発光スペクトルを観察した。ウィスパリングギャラリーモード(WGM)のモード間隔がアレイによって変化することを見出した。1年半の研究を通じ、最終目標とする指向性ある微小球レーザーの作製には至らなかったものの、真球度の高い微小球の作製及びアレイ基板の作製と、最終目標に必要な要素の研究を行うとともに、両者を組み合わせた際のモード変調を観察することができた。今後研究を継続することで目標達成を試みる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的には、微小球に励起されるウィスパリングギャラリーモードと金属ナノ粒子の周期アレイ構造(プラズモニックアレイ)の相互作用を確認することができた。これは今後の指向性微小球レーザー開発につながる基礎的・萌芽的な成果である。社会的には、次世代レーザー光源の開発につながる重要な成果を挙げた。今後詳細な実験を行うことで、さらに大きな学術的・社会的なインパクトのある成果が挙げられると考えている
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