研究課題/領域番号 |
18390097
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
那波 宏之 新潟大学, 脳研究所, 教授 (50183083)
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研究分担者 |
難波 寿明 新潟大学, 脳研究所, 助教 (90332650)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
16,220千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 2,520千円)
2008年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2007年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2006年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
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キーワード | サイトカイン / 統合失調症 / 自閉症 / 上皮成長因子 / ニューレグリン / 脳発達 / プレパルスインヒビション / プロスタグランジン / 認知行動 / EGF / IL-1 |
研究概要 |
上皮成長因子やニューレグリン1の受容体が胎児のGABA神経細胞や中脳ドーパミン神経に発現していることから、これらの神経細胞への影響を培養系と動物で調べ、認知行動発達障害との関係を研究した.上皮成長因子とニューレグリン1は、共に中脳ドーパミン神経の発達、もしくは神経活動を促進したのに対し、もう一方の標的細胞であるGABA神経細胞では全く逆の生理活性を発揮した.新生仔動物への上皮成長因子やニューレグリン1投与は、当該シグナルを感化させ、in vivoのドーパミン発達をかく乱し、その後の認知行動異常を誘発した.これらのドーパミン神経栄養因子は脳血液関門が完成していない時期、血中から中脳に透過し、ドーパミン発達を障害することが明らかになった.
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