研究課題/領域番号 |
18591560
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
堀之内 宏久 慶應義塾大学, 医学部, 准教授 (60173647)
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研究分担者 |
小林 紘一 慶應義塾大学, 医学部, 名誉教授 (80051704)
泉 陽太郎 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (90245506)
池田 達夫 (池田 達彦) 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (00383802)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,100千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 600千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 低酸素 / 癌 / 酸素消費率 / 人工酸素運搬体 / 腫瘍循環 / 放射線治寮 / 放射線治療 |
研究概要 |
低酸素環境で増殖する悪性腫瘍に対し、腫瘍組織を酸素加すると、放射線の治療効果を増強できる可能性がある。我々が開発している人工酸素運搬体(アルブミンヘム)は分子状で、腫瘍循環でガス交換が可能と考えられ、実験腫瘍の酸素分圧を上昇させる効果がある。Donryu rat右大腿に腹水肝癌株LY80を移植し頸動脈的にHb 小胞体を投与して腫瘍を酸素加し、照射を加えるモデルを作成した。腫瘍移植後6日目に、腫瘍を酸素加、照射の効果を検討したところ、腫瘍の成長遅延を認め、放射線照射の抗腫瘍効果を増強することが明らかとなった。腫瘍血管については血管密度が減少している可能性が示唆された。
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