研究課題
若手研究(B)
日本の瓦生産において大きく影響を与えたと考えられる統一新羅の様相を日本と比較検討することを目的として、特に研究が遅れている道具瓦を取り上げた。これまで文様に偏りがちだった鬼瓦と鴟尾について出土数が多い統一新羅の資料を対象に集成を行い、これまで研究・調査によって明らかにしてきた技術的観点から見た調査成果を反映させつつ、製作技術など技術的観点にもとづくデータを採取し、基礎的資料を作成した。この成果が今後、韓国で公表されれば、韓国の古代瓦研究だけでなく日本との比較研究にも大いに役立つものである。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) 図書 (1件) 備考 (1件)
和歌山地方史研究 56号
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中近世土器の基礎研究 22号
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奈良文化財研究所学報(「平城宮第一次大極殿の復原に関する研究IV瓦・屋根」)
巻: 第80冊 ページ: 66-105
史学雑誌 117-6
ページ: 94-104