研究課題/領域番号 |
18H00726
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
村岡 倫 龍谷大学, 文学部, 教授 (30288633)
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研究分担者 |
鈴木 宏節 神戸女子大学, 文学部, 准教授 (10609374)
白石 典之 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (40262422)
藤原 崇人 龍谷大学, 文学部, 准教授 (50351250)
松川 節 大谷大学, 社会学部, 教授 (60321064)
中田 裕子 龍谷大学, 農学部, 准教授 (70598987)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2020年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2019年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2018年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 草原のシルクロード / モンゴル帝国 / 仏教 / ハルザン・シレグ遺跡 / 釈迦院遺跡 / モンゴル |
研究成果の概要 |
本研究では、主に、モンゴル高原西部における「草原のシルクロード」の拠点であったハルザン・シレグ遺跡と、高原北部の釈迦院遺跡の発掘調査を含めた研究を進めてきた。 前者は、モンゴル帝国時代の重要な軍事拠点「チンカイ城」に比定され、もっと古い4・5世紀においても交通の要衝であり、さらに17世紀にも機能していたことが明らかとなり、長くモンゴル高原と中央アジアを結ぶ交通路の拠点であることが明らかとなった。 後者については、モンゴル帝国時代初期の遊牧民の仏教信仰を知る重要な手掛かりを得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
調査対象としたハルザン・シレグ遺跡は、モンゴル帝国時代のみならず、4、5世紀の古くから、17世紀の新しい時代まで、モンゴル高原から中央アジアを結ぶ交通路の拠点でもあったことを明らかにし、釈迦院遺跡の調査では、これまで知られていなかったモンゴル帝国時代初期の遊牧民の仏教信仰を知る上で、重要な手掛かりを得た。それらが大きな学術的意義である。 これらの遺跡は国内外と問わず、注目度が高く、それらの綿密な調査は学界に寄与するところは大きい。また、現在のモンゴル国にとっても、重要な文化遺産となり、国際的な貢献度は高い。
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