研究課題/領域番号 |
18K00495
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02050:文学一般関連
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
山本 昭彦 岩手大学, 人文社会科学部, 教授 (00210518)
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研究分担者 |
大野 眞男 岩手大学, 教育学部, 嘱託教授 (30160584)
木村 直弘 岩手大学, 人文社会科学部, 教授 (40221923)
田中 成行 岩手大学, 教育学部, 准教授 (40773940)
小島 聡子 岩手大学, 人文社会科学部, 准教授 (70306249)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 宮沢賢治 / 翻訳 / 受容 / 方言 |
研究成果の概要 |
個々の研究と、研究会による共同研究の双方を続けた。海外の賢治関係出版物等の収集を行った。海外の賢治研究者とのネットワークの維持・更新も行った。最終年に予定した国際シンポジウムの先駆けとなる講演会をインド、中国、ドイツなどの研究者を招いて開催した。 賢治は科学、宗教、藝術を融合的に捉え、また生命や環境について根源的に思索する詩人でもあり、言語、地域に関わらず受け入れられることは確かめられた。大きなシンポジウムは新型コロナのために開催出来なかったが、オンラインで研究会を繰り返し、当初予定以外の研究者とも意見交換を行なうことが出来た。これらの成果は16の論文、8の口頭発表、講演等として公表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
様々な専門分野を持つ研究者達がそれぞれの視点から考究すると同時に合議することで、賢治理解を深めた。また日本語を母語としない者の視点も採り入れ、広い角度から賢治の作品を研究することが出来た。 メンバーは花卷の「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」の理事や編集委員を務め、連携して幅広く活動し(年誌の発行、展示会企画、市民向けイベントや講演会企画、WEBによる発信等)、今後も協力関係を維持出来ると考える。また2019年に学部に「宮沢賢治いわて学センター」を設置。研究拠点、情報集積の場を作ることが出来た。今回の研究成果もセンターのイベント、刊行物などを通して市民へも還元することが出来た。
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