研究課題/領域番号 |
18K02884
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 小山工業高等専門学校 |
研究代表者 |
鈴木 真ノ介 小山工業高等専門学校, 電気電子創造工学科, 教授 (10369936)
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研究分担者 |
小林 康浩 小山工業高等専門学校, 電気電子創造工学科, 准教授 (40580858)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | AL(アクティブ・ラーニング) / 電磁気学 / 工学教育 / AR(拡張現実) / Unity / AL(アクティブ・ラーニング) / アクティブ・ラーニング / AR / 科学教育 |
研究成果の概要 |
本研究は電気電子系学科で必修である電磁気学を中心に,多種多様な科目において学習者の理解度・学習意欲向上を目指し,申請者が名付けたA-txt,A-img,A-noteと呼ばれる3つのアクティブ・ラーニング(AL)手法を導入した学習法の効果検証を行うものである. 具体的な成果としてA-txt,A-imgについては,システムをUnity版に統合することで,OSに寄らない快適なシステムを構築することに成功し,各種授業に導入した結果,利用者から概ね好評であった.A-noteについては,画像処理・AI技術を用い,学生の手書きノート画像の特徴量に基づいたモデルノート画像生成の基礎開発を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
昨今,「なぜ」・「どうして」と疑問を持つ機会や能力が不足し,口頭説明を理解したつもりで記憶に定着しない学習者が多数存在する.デジタル世代の弊害か,筆記能力不足による様々な影響も見受けられる.そこで,見聞きした情報を自分の表現で能動的に書き取るA-note,書籍等の静的な図では表現できない内容をアニメーションとするA-imag,それをAR技術により書籍上に実現するのA-txtを開発した.A-txtはオフライン利用も可能であるため,ネット利用に懸念を覚える初中等教育への適用も十分可能である.これらは,一部の科目・学齢に寄らない包括的な適用が可能であり,社会全体における学習不安要素を払拭可能である.
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