研究課題/領域番号 |
18K03721
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17010:宇宙惑星科学関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
中本 泰史 東京工業大学, 理学院, 教授 (60261757)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | コンドリュール / 微惑星 / 雷 / 隕石 / 微惑星形成 |
研究成果の概要 |
本研究では,原始太陽系星雲中にあるダスト層の重力不安定により微惑星が形成され,それに伴って雷が発生し,雷加熱を受けたダスト粒子からコンドリュールが形成される可能性を調べた。形成中の微惑星には周囲からダスト粒子が降着し続けるが,その際,サイズが異なるダスト粒子同士が衝突して正負に帯電し,十分強い電場が生成され,雷が生じ得ることが分かった。また,加熱を受けたダスト粒子の熱進化を調べ,ダスト粒子が溶融したのち適切な温度変化率で温度が下降することを明らかにした。このように,微惑星が形成される際に雷が起こり,コンドリュールも形成されるという新しいコンドリュール形成モデルを得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
微惑星が形成される際に雷が起こり,コンドリュールも形成されるという新しいコンドリュール形成モデルを得ることができた。これは,微惑星形成とコンドリュール形成が密接に関連していることを示す点でも,新しい成果である。これは,微惑星形成とコンドリュール形成が密接に関連していることを示す点でも新しい成果であり,学術的意義がある。
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