研究課題/領域番号 |
18K05850
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41010:食料農業経済関連
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研究機関 | 宮城大学 |
研究代表者 |
森田 明 宮城大学, 食産業学群, 教授 (70292795)
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研究分担者 |
堀田 宗徳 宮城大学, 食産業学群, 准教授 (50553864)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 大規模災害 / 地震 / 農業 / 外食産業 / レジリエンス / 災害時の食 / 消費者 / 食料不足 / 食料アクセス / フードシステム / 東日本大震災 / 食料消費 |
研究成果の概要 |
2018年度には熊本市・益城町及び熊本県において熊本大地震での状況及び食料供給の対応についての調査を行い,発災後には予想できないことが様々発生し,結果混乱が生じることから政府による一方的な支援であるプッシュ型の支援が有効であることが確認できた。また,地元資本のスーパーへの調査により被災者救済への並々ならない意欲が結局その地元への愛着であると判断できた。以上から発災初期の対応については外からの支援が重要であるが,さらに被災者達とともに頑張ろうとする力には地元への愛着がテコとなって困難な状況を克服する力が発揮されることが確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果における社会的意義として調査から以下の仮説が立てられた。1つは大規模災害では予想外のことが発生するので当初は外からの支援が重要な役割を果たすことである。2つ目は中での支援のネットワークは自立的・自律的なものが大きな役割を果たすということである。持続性もしくは耐久性をもった者が役割を持ち,かつそのような者は地元に長く根を持つ人であるということである。
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