研究課題/領域番号 |
18K06791
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47060:医療薬学関連
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研究機関 | 奥羽大学 |
研究代表者 |
吉田 健太郎 奥羽大学, 薬学部, 講師 (50609899)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 機能性薄膜 / 電気化学 / DDS / 刺激応答 / ナフィオン / 機能性高分子 |
研究成果の概要 |
機能性薄膜はバイオセンサ、精製分離、薬物のコントロールリリースなどに応用されている。申請者はナフィオンやデンドリマーなどで構成された機能性薄膜の開発を行った。イオン交換能や樹状構造は薬物の貯蔵庫として優位性がある。さらに、申請者は様々なトリガーにて機能性薄膜の分解を試みた。pHや酸化還元に応答性を有する薄膜は薬物放出デバイスとして役に立つ可能性がある。 このような反応と電気化学を組み合わせ、電気刺激応答性薬物放出システムの開発を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
刺激及び生体分子に応答する機能性高分子を用いた薬物放出システムの研究は盛んにおこなわれているが、生体内の変化に応じた望ましい薬物放出を行う困難さがあり、効果的な実現には至っていない。一方、電気信号は電極表面に局所的な環境変化を精密に制御することが可能であり、これにより、電気信号(電位、電流)量に応じた効率的な薬物放出の制御を可能とする理想的なシステムになり得る。さらに、疾病センサなどと組み合わせることで、患者の疾病状態を管理し、疾病状況に応じて必要な時に薬物放出が可能なオートメーションシステムへと発展できる。
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