研究課題/領域番号 |
18K13250
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
石井 隆大 久留米大学, 医学部, 助教 (10789192)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 小児 / 睡眠障害 / 認知行動療法 / CSHQ-J / ICT / 小児保健 / スクリーニング / 睡眠 / 小児睡眠障害 / CSHQ |
研究成果の概要 |
子どもの睡眠習慣質問票日本語版について、日本での標準化を完了し電子媒体での評価システムを構築した。睡眠時間に着目した認知行動療法の技法を教育資材として、webを利用したアプリケーションとしてサーバ側のバックエンドシステムと端末側のフロントエンドシステムを構築し完成させた。検証課題であった紙媒体と比較した即時性や費用について、費用と時間の優位性を認めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児睡眠障害は有病率が25%とされ、稀な疾患ではない。親を含めた睡眠環境は小児の睡眠に影響を与える外的要因とされ、親子の睡眠の質は相互関係にあるため、その質の改善は意義が大きい。健康行動や知識も睡眠に影響を与える要素として重要で、2018年の日本人の平均睡眠時間は世界で最も短く442分とされる。しかし、この睡眠時間は広く知られおらず、認知の歪みとして想定することが可能と考えた。小児の睡眠障害に対する認知行動療法は国内外で広く活用されるが、ICTを用いて行うものはない。本研究では、ICTを用いた認知行動療法の手法を取り入れた睡眠教育を提供するアプリケーション開発を行なったことに意義を持つ。
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