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IL-17制御と免疫チェックポイント阻害のシナジー効果による新規癌免疫療法

研究課題

研究課題/領域番号 18K16328
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55020:消化器外科学関連
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

早田 啓治  和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (90637654)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードIL-17 / STAT-3 / 免疫チェックポイント分子 / がん微小環境 / 分子標的療法 / 免疫逃避機構 / STAT3 / 免疫チェックポイント阻害 / 癌免疫療法
研究成果の概要

マウス消化器癌皮下腫瘍モデルにおいて腫瘍局所のIL-17とSTAT3を同時に抑制することで相乗的な腫瘍増殖抑制効果を認めた。がん微小環境においてIL-17抑制とSTAT3抑制は腫瘍浸潤Th1細胞は増加し、免疫チェックポイント発現を低下させることが明らかとなった。以上、がん微小環境におけるIL-17/STAT3 pathwayは新規の分子標的の一つとなり得ることが判明した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

がん微小環境における慢性炎症はIL-17/STAT3 pathwayを介して腫瘍浸潤免疫担当細胞の免疫チェックポイント発現を活性化し、腫瘍の増殖が促進されると考えられる。本研究ではがん微小環境におけるIL-17/STAT3 pathway制御し、慢性炎症を解除することで、相乗的な腫瘍増殖抑制効果を得れた。さらに今後、免疫チェックポイント阻害剤を併用することでより強力に免疫逃避機構を解除すれば、さらなる効果増強が得られ、治療抵抗性難治性消化器癌の治療が革新的に進歩する可能性がある。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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