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くも膜下出血後 EBI と小胞体ストレス応答 UPR の関連についての検討

研究課題

研究課題/領域番号 18K16554
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56010:脳神経外科学関連
研究機関金沢大学

研究代表者

吉川 陽文  金沢大学, 附属病院, 助教 (30646691)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードearly brain injury / subarachnoid hemorrhage / endoplasmic reticulum / 小胞体ストレス応答 / くも膜下出血後早期脳損傷 / くも膜下出血 / 早期脳損傷
研究成果の概要

くも膜下出血モデルを野生型マウスとATF6ノックアウトマウスにて作成し、比較検討を行うと、モデル作成24時間後の時点で神経学的所見の明らかな差は見いだせなかった。また、脳をとりだし、算出される水分含有割合で脳浮腫の程度の比較を行ったが、こちらも明らかな差を認めなかった。
くも膜下出血群としたものと、sham群にて小胞体ストレス応答がどのように生じているか比較すると、くも膜下出血群では、小胞体ストレス応答の主幹転写因子であるATF6の発現がsham群より有意に多くみられ、下流の分子シャペロンのGRP78やCHOPも多く発現しており、小胞体ストレス応答が誘導されていることが確認された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

マウスをくも膜下出血群としたものでは小胞体ストレス応答の主幹転写因子であるATF6の発現がsham群より有意に多くみられ、下流の分子シャペロンのGRP78やCHOPも多く発現しており、小胞体ストレス応答が誘導されていることが確認された。小胞体ストレス応答の制御はくも膜下出血後の病態解明のターゲットとなりうる。
しかし、くも膜下出血モデルを野生型マウスとATF6ノックアウトマウスにて作成し、比較すると、24時間後の時点で神経学的所見や脳浮腫の程度に差異はなく、小胞体ストレス応答が及ぼす影響については検討の余地が残っている。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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