研究課題/領域番号 |
18K17487
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
金丸 由美子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 研究協力員 (50461158)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 外来放射線療法 / 評価ツール / 就労 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、外来放射線療法を受ける患者が継続できる要因を明らかにし、その要因をもとにした、患者の状態を把握できる評価ツールを開発することと、外来放射線療法において、通院をしながら就労を継続するために報じて欲しい国家政策を提言することである。 評価ツール開発の基礎資料とするため調査を行った結果、患者が就労と治療を両立するには、賃金、労働条件、安全衛生等の労務管理の担当者は必要である。また、島嶼部を持つ地方自治体では、医療機関までの通院方法や通院時間だけでなく、患者の住所も必要な情報であるとわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
島嶼部を持つ地方自治体医療機関で放射線治療計画を考える場合、通院方法や通院時間だけでなく、患者の住所も重要な情報だとわかった。また、仕事と治療を両立するためには、家族、職場の同僚、がん治療経験者だけでなく、労務管理の担当者も必要である。その理由は賃金や労働条件や休暇等仕事復帰を視野に入れた情報が得られるからだ。 今回の結果をもとに作成した評価ツールは患者の情報をチェックしながら放射線治療について学べる要素を含んでいる。また、放射線治療計画、患者の状態把握、仕事に関することなど評価ツールを分けているため、自施設で使用しているチェックリストと合わせて使用することができる。
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