研究課題/領域番号 |
18K17722
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
齋藤 悠城 札幌医科大学, 医学部, 講師 (40758702)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 骨格筋 / 運動 / 再生 / 慢性炎症 / 間葉系細胞 / 間葉系前駆細胞 / 筋幹細胞 / メカニカルストレス / 慢性炎症性疾患 / 細胞老化 / リハビリテーション / 線維化 / 間葉系幹細胞 / 骨格筋再生 |
研究成果の概要 |
運動刺激は骨格筋内に存在する筋幹細胞、間葉系幹細胞(MSC)、免疫細胞を活性化することで、筋肥大や抗炎症作用を発揮することから、骨格筋の恒常性維持や再生に有効である。一方、慢性筋炎に対する運動刺激は炎症を助長し、骨格筋の線維化を悪化させるリスクがあるとされ、積極的な介入が難しい。本研究では、運動刺激に対するMSCの反応の違いを細胞・分子生物学的手法を用いて解析し、運動刺激による骨格筋の再生および線維化メカニズムの一端を明らかにした。さらに、培養細胞を用いた研究により、筋芽細胞および骨格筋由来線維芽細胞は周辺の炎症状態によってメカニカルストレスに対する反応を変化させることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動は健康な骨格筋を維持するために不可欠なものと認知されているが、慢性筋炎患者に対する運動刺激は有効な治療法であると同時に、過剰な刺激となった場合には炎症を助長したり、筋機能を悪化させるリスクを有している。本研究では細胞レベルで運動刺激に対する反応を詳細に評価することで、運動刺激による骨格筋の再生および線維化メカニズムの一端を明らかにした。本研究成果は骨格筋疾患に対する運動療法の有効性・安全性を高めるために必要な基礎的データを提供することで、筋疾患治療およびリハビリテーションの発展に寄与しうるものであると考える。
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