研究課題/領域番号 |
18KK0271
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪大学 (2021-2022) 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所 (2018-2020) |
研究代表者 |
生田 和良 大阪大学, 微生物病研究所, 招へい教授 (60127181)
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研究分担者 |
池森 亮 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 微生物部, 研究員 (90827255)
佐々木 正大 大阪大学, 微生物病研究所, 助教 (20547533)
山元 誠司 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 微生物部, 主任研究員 (20649008)
改田 厚 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 微生物部, 主幹研究員 (50372131)
中田 恵子 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 微生物部, 主任研究員 (50516747)
上林 大起 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 微生物部, 主任研究員 (50622560)
倉田 貴子 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 微生物部, 主幹研究員 (70435890)
青山 幾子 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 微生物部, 主幹研究員 (90332452)
本村 和嗣 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 公衆衛生部, 部長 (60450558)
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研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 輸入感染症 / 麻しんウイルス / 風しんウイルス / エンテロウイルス / SFTSウイルス / イムノクロマトキット / 迅速診断キット / 感染症水際対策 / マウス単クローン抗体 / ELISA / 麻疹ウイルス / 風疹ウイルス / 麻疹 / 風疹 / 手足口病 / SFTS / 単クローン抗体 / 手足口病関連ウイルス |
研究成果の概要 |
新型コロナの収束に向けて国際間の人の移動が急速に拡大しており、海外からの輸入感染症の発生が懸念されている。本研究課題の目的は、東南アジアからの輸入感染症ウイルス(麻疹ウイルス、風疹ウイルス、エンテロウイルス、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスの水際対策確立を目的として、それぞれの迅速診断キットを開発することである。 それぞれのウイルスに特異的なマウス単クローン抗体を作製し、それぞれのイムノクロマトキット試作品を作製した。特に、麻しんに対するキットは、これまでに保管していた患者検体を用いて一部の検体で陽性反応が確認できている。現在、その感度と特異度について検討している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新型コロナの収束とともに国際的に経済活動優勢の方向に舵が切られており、国際間の人の動きとともに、さまざまな国間でさまざまな感染症が輸出入されることが懸念される。本研究課題では、麻しん、風しん、手足口病、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について、国間での感染症移動を監視できる迅速診断キットの開発を目指してきた。これら感染症に対するイムノクロマトキットの試作品を作製した。とくに、麻しんについては、保管してた咽頭スワブを用いた評価を行い、一部の検体の検出が可能であったが、さらに好感度系の開発が実用化には必須であることが判明した。ほかの感染症でも好感度系の開発が必須と思われ、今後も継続予定である。
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