研究課題/領域番号 |
19740337
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地球宇宙化学
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研究機関 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
大澤 崇人 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, 研究員 (70414589)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 540千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 隕石化学 / 惑星起源・進化 / 表面・界面物性 / ナノチューブ・フラーレン |
研究概要 |
始原的隕石中の希ガス濃集部位であるphase Qに類似していると考えられているケロジェン(石炭)は極めて高い希ガス保持力を持っていると研究開始以前では予想されたが、イオン照射実験を行ったところ炭素同素体(高配向焼結グラファイト(HOPG)、アモルファスカーボン、多結晶合成ダイヤモンド、フラーレン、カーボンナノチューブ)やかんらん石、金属鉄と比較して石炭試料のアルゴンの捕獲効率は一桁以上低かったことが判明した。この予想外の事実は、phase Qが炭素質物質であるという説に対して大きな疑問を投げかけるものである。
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