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映像アーカイブ・システム構築に向けた研究~関西大学人権問題研究室映像資料を中心に

研究課題

研究課題/領域番号 19K02057
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08010:社会学関連
研究機関関西大学

研究代表者

松山 秀明  関西大学, 社会学部, 准教授 (80803163)

研究分担者 三浦 文夫  関西大学, 社会学部, 教授 (00636342)
守 如子  関西大学, 社会学部, 教授 (70454593)
小川 博司  関西大学, 社会学部, 教授 (80185511)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワードテレビ / アーカイブ / 映像 / ジェンダー / 映像アーカイブ / 音楽アーカイブ / ドキュメンタリー
研究開始時の研究の概要

本研究は、大学において消失の危機にある映像資料を活用し、これからの映像アーカイブ研究に向けた活動を行うものである。現在、古い映像資料はビデオテープの劣化や消失、機器確保の困難から再生すらも容易でない場合が多い。本研究では、これらの貴重な映像資料をデジタル化し、保存・活用システムの基盤を確立したうえで、大学教育に資することを目的とする。

研究成果の概要

大学において消失の危機にある映像資料を活用し、これからのテレビ・アーカイブ研究に向けた活動を行った。具体的には、関西大学人権問題研究室で保管されていた約500本のテレビ番組資料を収集し、専属のスタッフ数名を雇用し、デジタル化作業を行った。また、それらを「ジェンダー」「差別」「地方」「アジア」といったテーマに分類し、論文執筆や口頭発表、大学の研究利用を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本の大学は欧米に比べると歴史資料として映像を収集・保存・活用する研究施設に乏しいのが現状である。とくに古い映像資料(ことにテレビ番組)はビデオテープの劣化や、再生機器確保の困難もあり、大学としても早急にデジタル化作業を行っていく必要があった。本取組は、まずは大学に保管されている映像資料のデジタル化を行い、「映像アーカイブ・システムの構築」を行った。こうした取り組みは、これからの大学における映像資料の保存・活用システムの基盤をつくるうえで、また大学教育への活用としても社会的意義のあるものだった。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (29件)

すべて 2023 2022 2021 2020 2019

すべて 雑誌論文 (19件) (うちオープンアクセス 6件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 1件) 図書 (4件)

  • [雑誌論文] やっぱりテレビって面白いから、なんか語っていたい2023

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 雑誌名

      GALAC

      巻: 313 ページ: 22-23

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] The Television Tourism: The History of Watching Journey at Home in Japan2022

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 雑誌名

      エキシビションとツーリズムの転回

      巻: 176 ページ: 21-57

    • DOI

      10.32286/00026293

    • URL

      https://kansai-u.repo.nii.ac.jp/records/22277

    • 年月日
      2022-03-22
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 放送研究の歩みと課題2022

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 雑誌名

      マス・コミュニケーション研究

      巻: 100 号: 0 ページ: 35-48

    • DOI

      10.24460/mscom.100.0_35

    • ISSN
      1341-1306, 2432-0838
    • 年月日
      2022-01-31
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 「女性とメディア」研究から「ジェンダーとメディア」研究へ2022

    • 著者名/発表者名
      守如子
    • 雑誌名

      マス・コミュニケーション研究

      巻: 100 号: 0 ページ: 13-21

    • DOI

      10.24460/mscom.100.0_13

    • ISSN
      1341-1306, 2432-0838
    • 年月日
      2022-01-31
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] “送りっ放し”のミライ2022

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 雑誌名

      放送メディア研究

      巻: 15 ページ: 101-125

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] キャスターよどこへ行く――「仕切り役不在」の言論空間2022

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 雑誌名

      中央公論

      巻: 136(11) ページ: 100-107

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] インターネット時代のファンカルチャー2022

    • 著者名/発表者名
      守如子
    • 雑誌名

      雑誌感覚で読めるフェミニズム入門ブック

      巻: 6 ページ: 27-31

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] Various issues for Online Live Concerts2021

    • 著者名/発表者名
      三浦文夫
    • 雑誌名

      関西大学社会学部紀要

      巻: 53 号: 1 ページ: 185-201

    • DOI

      10.32286/00025460

    • NAID

      120007163270

    • URL

      https://kansai-u.repo.nii.ac.jp/records/21440

    • 年月日
      2021-09-30
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 「南方放送史」再考③2021

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 雑誌名

      放送研究と調査

      巻: 71 号: 5 ページ: 26-43

    • DOI

      10.24634/bunken.71.5_26

    • NAID

      130008054427

    • ISSN
      0288-0008, 2433-5622
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 「シリーズ老障介護」が訴えるもの――障害を知らない、不寛容な社会に2021

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 雑誌名

      GALAC

      巻: 2021年2月号 ページ: 78-79

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [雑誌論文] ホームにドラマが起きるとき――坂元裕二越しの〈東京〉2020

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 53(2) ページ: 106-114

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [雑誌論文] “覚悟”をきざむ――関西のテレビ局と1・172020

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 雑誌名

      GALAC

      巻: 2020年4月号 ページ: 78-79

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [雑誌論文] クイズ番組の今昔2020

    • 著者名/発表者名
      小川博司
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 52(8) ページ: 178-184

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [雑誌論文] アーティストの才能に光を当てる「アーティストコモンズ」の提案2020

    • 著者名/発表者名
      三浦文夫
    • 雑誌名

      New media

      巻: 38(4) ページ: 7-9

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [雑誌論文] テレビにみる高度成長期の東京――放送と首都の1964年2019

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 雑誌名

      『放送研究と調査』

      巻: 69 ページ: 44-61

    • NAID

      130007602859

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [雑誌論文] テレメンタリーという思考――NHK『日本の素顔』と一九五〇年代2019

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 雑誌名

      鳥羽耕史・ 山本直樹編『転形期のメディオロジー――一九五〇年代日本の芸術とメディアの再編成』

      巻: 1 ページ: 183-206

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 「性の情報源の日中比較」2019

    • 著者名/発表者名
      守如子
    • 雑誌名

      『「青少年の性行動/日中比較研究」報告書2019』

      巻: 1 ページ: 50-61

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 「日本のBL:その特徴に注目して」2019

    • 著者名/発表者名
      守如子
    • 雑誌名

      ジェームズ・ウェルカー編『BLが開く扉:変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー』青土社

      巻: 1

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [雑誌論文] ポピュラー音楽の変容 : 音楽への社会学的アプローチのために2019

    • 著者名/発表者名
      小川博司
    • 雑誌名

      ポピュラー音楽研究

      巻: 4 ページ: 15-24

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 『大東亜共栄圏』で行われたラジオ放送~南方占領地での宣伝戦をめぐって2022

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 学会等名
      日本マス・コミュニケーション学会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 公開セミナー 番組アーカイブの意義と未来への活用20222022

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 学会等名
      放送番組センター・上智大学メディア・ジャーナリズム研究所
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 「メディアから東京を考え、東京からメディアを考える」2021

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 学会等名
      日本マス・コミュニケーション学会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 「歴史を書く、先行研究をまとめる」2020

    • 著者名/発表者名
      守如子
    • 学会等名
      日本マンガ学会オンライン研究発表会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] "City Pop as a Parallel World: Singing Idol Seiko Matsuda's pre 40th Anniversary Concert"2020

    • 著者名/発表者名
      Hiroshi OGAWA
    • 学会等名
      7th Inter-Asia Popular Music Studies Conference
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 「青少年の性被害~デートDVと性暴力」2019

    • 著者名/発表者名
      守如子
    • 学会等名
      児童の発達と思春期の家庭教育国際研究会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [図書] 『BLの教科書』2020

    • 著者名/発表者名
      堀あきこ・守如子編
    • 総ページ数
      287
    • 出版者
      有斐閣
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [図書] テレビ越しの東京史――戦後首都の遠視法2019

    • 著者名/発表者名
      松山秀明
    • 総ページ数
      362
    • 出版者
      青土社
    • ISBN
      9784791772322
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [図書] 音楽化社会の現在―統計データで読むポピュラー音楽2019

    • 著者名/発表者名
      南田勝也・木島由晶・永井純一・小川博司編
    • 総ページ数
      202
    • 出版者
      新曜社
    • ISBN
      9784788516212
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [図書] 新社会学研究2019

    • 著者名/発表者名
      樫田美雄・栗田宣義・好井裕明・三浦耕吉郎・小川博司編
    • 総ページ数
      244
    • 出版者
      新曜社
    • ISBN
      9784788516533
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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