研究課題/領域番号 |
19K10828
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
吉田 和美 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 准教授 (90461342)
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研究分担者 |
飯島 佐知子 順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (80389890)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | フォロワーシップ / リーダーシップ / 臨床看護師 / チームワーク / 継続教育 / 尺度開発 |
研究開始時の研究の概要 |
看護師は、医療専門職として、管理者であろうがあるまいが、チームのなかでリーダーシップを発揮することが期待されてきた。これまでリーダーシップの重要性は語られてきたが、近年になり、組織の成果にはフォロワーの存在が重要であることが語られ、研究テーマとしても関心が高まってきている。 この研究では、先ず、臨床看護師のフォロワーシップがどのような概念で構成されているのかを調査する。続いて、看護師の専門職としてのフォロワーシップ行動を質問紙調査で測定し、看護師のフォロワーシップ行動の類型化を目指す。医療施設や地域社会において良質な医療・看護を提供するための看護師の効果的なフォロワーシップを検討する。
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研究実績の概要 |
2022年度は前年度にプレテストした結果をもとに作成した尺度原案を用いての本調査を実施した。看護師のフォロワーシップを測定する尺度を開発し,その信頼性と妥当性を明らかにすることを目標とした。 質問紙は2,032部配布し,684部回収(回収率33.7%),680部の有効回答を得た。分析は,COSMINガイドライン(Mokkink,Terwee et al,2012)に準じて実施した。項目分析では,床効果の該当はなく天井効果を示した1項目を除外した。I-T相関分析では相関の強い14項目を除外とした。因子分析を繰り返し最終的に33項目の第6因子構造となった(累積寄与率57.95%)。これらについて因子の解釈を行い,尺度の信頼性と妥当性の検討を行った。現時点で,概ねの信頼性と妥当性が確保されていることを確認した。ここまでの調査結果について,2023年度に学会発表,論文投稿を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2022年度のCOVID-19感染状況から調査対象の必要数を確保するまでに時間を要した。調査結果に関わる分析を完全に終えてないこと,その結果の公表について次年度に持ち越しとなった。
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今後の研究の推進方策 |
引き続きの調査結果の分析を終えて,学会発表と論文投稿をおこなう。
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