研究課題/領域番号 |
19K18803
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
樋渡 直 京都大学, 医学研究科, 客員研究員 (10808778)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 軟骨 / 再生 / iPS細胞 / 喉頭 / 気管 / ヒトiPS細胞 / 神経堤細胞 / 間葉系幹細胞 / 甲状軟骨 / ゼノグラフト / X-SCIDラット / ヌードラット / 軟骨再生 / 気管軟骨 |
研究開始時の研究の概要 |
ヒトiPS細胞由来細胞移植による軟骨組織再生を確認し、上気道臓器の軟骨再建はもとより他臓器における軟骨組織再生にも応用することで、革新的な治療法開発を図る。 ①ヒトiPS細胞から神経堤細胞、間葉系幹細胞を介して軟骨細胞に分化誘導する至適条件を検討する。 ②ラットを用いて気管内腔粘膜を温存した軟骨のみの欠損モデルを作製する。 ③欠損部へ分化誘導した細胞を移植し、生着や軟骨組織再生効果を確認する。
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研究成果の概要 |
本研究では、ヒトiPS細胞から神経堤細胞(NCC)を介して間葉系幹細胞(MSC)へと分化させたものを、免疫不全ラットの甲状軟骨欠損部に移植した。移植後、一カ月後と二か月後に甲状軟骨を採取し、移植部に移植細胞と再生硝子軟骨組織を認めることをHE染色と免疫組織化学で確認した。本研究結果は、上気道臓器における革新的な軟骨組織再生技術の確立へとつながる可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
上気道臓器の軟骨は、気道の枠組みとして重要な働きを担う。そのため、上気道の軟骨に大きな欠損が生じた場合には、他臓器より採取した組織や、合成材料を用いた枠組みの再建が必要となる。しかしながら前者では患者の負担が大きく、後者においても確立されたものはなかった。本研究の結果は、上気道臓器の軟骨再建はもとより、他臓器における軟骨組織再生にも応用が可能であり、革新的な治療法開発へとつながる可能性がある。
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