研究課題/領域番号 |
20390192
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
|
研究機関 | 愛知県がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
田中 英夫 愛知県がんセンター(研究所), 疫学・予防部, 部長 (60470168)
|
研究分担者 |
松尾 恵太郎 愛知県がんセンター(研究所), 疫学・予防部, 室長 (80393122)
鈴木 勇史 愛知県がんセンター(研究所), 疫学・予防部, 主任研究員 (70416163)
川瀬 孝和 愛知県がんセンター(研究所), 疫学・予防部, 主任研究員 (30463194)
細野 覚代 愛知県がんセンター(研究所), 疫学・予防部, 主任研究員 (80402600)
伊藤 秀美 愛知県がんセンター(研究所), 疫学・予防部, 室長 (90393123)
|
連携研究者 |
平木 章夫 岡山大学, 保健管理センター, 助教 (70443455)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2010年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2009年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2008年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
|
キーワード | 癌 / 社会医学 / 衛生 / 疫学 / 遺伝子多型 / 膵がん / ABO血液型 / 症例対照研究 / ジェノタイプ / 分子疫学 / 胆管細胞癌 / B型肝炎ウイルス / C型肝炎ウイルス / コホート研究 / 予防 / 膵癌 / アルコール / MTHFR / 予防医学 / 葉酸 |
研究概要 |
東アジアで急増する難治がんの膵がん予防に資するエビデンスを得るために、日本人集団を対象とした遺伝子環境交互作用を同定するための症例対照研究を行った。その結果、(1)葉酸の代謝活性能を規定するMTHFRの遺伝子多型は、飲酒による膵がん発症リスクと交互作用があること、(2)アルコール脱水素酵素およびアセトアルデヒド脱水素酵素の活性能を規定するADH1BおよびALDH2の遺伝子多型は、飲酒による膵がん発症リスクと交互作用のあること、を見出した。また、(3)ABO血液型を規定する遺伝子多型は、日本人の膵がん発症リスクと関連していたことを見出した。さらにコホート研究により(4)B型肝炎ウイルスの持続感染が肝内胆管癌のリスク因子であることを明らかにした。
|