研究課題/領域番号 |
20405046
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境農学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
西村 美彦 琉球大学, 観光産業科学部, 教授 (10301219)
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研究分担者 |
板垣 啓四郎 東京農業大学, 国際食料情報学部, 教授 (20130304)
角田 宇子 亜細亜大学, 国際関係学部, 教授 (20296396)
山本 由徳 (山元 由徳) 高知大学, 農学部, 教授 (00093956)
江原 宏 三重大学, 生物資源学研究科, 教授 (10232969)
西川 芳昭 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (80290641)
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連携研究者 |
小國 和子 日本福祉大学, 国際福祉開発学部, 准教授 (20513568)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
2010年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2008年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 農村開発 / 農村変容 / 技術移転 / 水田持続性 / 民族学 / トラキ人 / サゴヤシ / 南東スラウェシ州 / トラキ族 / 南東スラウェシ |
研究概要 |
焼畑農業とサゴヤシデンプン抽出を営んでいる伝統的農村が新しい農業としての水稲栽培を受け入れる要因について、インドネシア国南東スラウェシ州で調査を実施した。これを通して水稲栽培が持続されるための農村社会の変容要因についても分析した。調査の結果、水稲栽培は外部者(技術を持った移住民族等)から導入されたもので、水稲技術が定着するためには技術を持った人の存在が必要であることが判明した。また、水田が持続されない場合には、彼らにとって栽培が容易で、初期投資が少なく、かつ、換金性の高い畑作物や永年作物栽培に固守することが判明した。この理由としては伝統的農村で貨幣経済が浸透することより、農業がより専業化される傾向にあることが判明した。
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