研究課題/領域番号 |
20H04001
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 |
研究代表者 |
村上 明美 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 教授 (10279903)
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研究分担者 |
北村 聖 公益社団法人地域医療振興協会(地域医療研究所), 地域医療研究所, シニアアドバイザー (10186265)
江藤 宏美 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (10213555)
谷口 千絵 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 教授 (10349780)
和泉 美枝 同志社女子大学, 看護学部, 准教授 (10552268)
渡邊 浩子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (20315857)
宮川 幸代 同志社女子大学, 看護学部, 准教授 (20614514)
眞鍋 えみ子 同志社女子大学, 看護学部, 教授 (30269774)
高田 昌代 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (50273793)
渡邊 典子 新潟青陵大学, 看護学部, 教授 (80269563)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2023年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2021年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 助産学共用試験 / CBT / OSCE / 助産師教育 / 実習 / 共用試験 / 助産学実習 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、助産学実習における母子の安全を確保するため、実習開始前の助産師学生の質を全国一定水準に担保できるように、「知識」を評価するComputer-Based Testing(以下、CBT)と「技能」および「態度」を評価する客観的臨床能力試験 Objective Structured Clinical Examination(以下、OSCE)からなる助産学共用試験の実用化と、その試験で評価された能力の認証システムの開発に取り組み、全国規模での試験実施を行う。
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研究実績の概要 |
CBT班は以下3点を行った。 ①2022年度実施の第3次トライアル試験を受験した277人(実習前解答197人(71.1%)、実習後解答80人(28.9%))の成績解析を行った。実習前解答者の正答率の中央値は科目1(マタニティ問題)で58.7%(IQR:53.7, 64.7)、科目2(マタニティ以外の問題)で62.0% (IQR:57.3, 68.0)であり、マタニティ問題の正答率は6割を満たしていなかった。②第3次トライアル試験を受験した277人の成績を基に、CBTシステムに搭載した計767問の設問毎の正答割合、受験者毎の正答率を項目反応理論を用いて「項目識別力」と「項目難易度」を算出し、設問の難易度の高低、良問か否かの評価を行った。全員が正答・誤答であった問題を除外し、科目1の572問と科目2の193問をIRTで検討した。しかし、設問毎の解答者数が少なかったことから、分析値の信頼性を高めるために受験者数を増やして再分析することとなった。③CBTデータベースに搭載する問題を新規で200作問した。作問範囲はこれまでに作問数の少なかったカテゴリー、R5年版助産師国家試験出題基準に加わった内容とし、現在、ブラッシュアップを継続中である。
OSCE班は以下2点を行った。 ①運営マニュアルや評価表のブラッシュアップは、19の課題文、評価表、課題ごとの運営マニュアルおよび事前学習項目について、助産師養成機関の教員および臨床助産師14名で検討した。②関東地区での第3次トライアルは、東京都内A社で養成機関3校の学生を対象に実施した。運営は養成機関12校の教員が担い、複数校の協働による課題を検討した。責任校の負担が大きいこと、評価者・標準模擬患者、受験会場の確保、備品・教材の準備・搬入出の課題が明らかになり、複数校での役割分担のマニュアル化、助産共用試験機構による指揮の必要性が示唆された。
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現在までの達成度 (段落) |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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