研究課題/領域番号 |
20K02239
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
竹端 寛 兵庫県立大学, 環境人間学部, 准教授 (90410381)
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研究分担者 |
鈴木 鉄忠 共愛学園前橋国際大学, 国際社会学部, 准教授 (20726046)
高橋 真央 甲南女子大学, 国際学部, 教授 (50401609)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 反抑圧的実践 / アクターネットワーク理論 / エンパワメント / 支援者支援 / フィールドワーク / コミュニティエンパワメント / 実存のフィールドワーク / ダイアローグ / アクターネットワークセオリー / 場づくり / 支援者エンパワメント / 反抑圧ソーシャルワーク実践 |
研究開始時の研究の概要 |
福祉実践で求められる反抑圧的で対等な場づくり・地域づくりとは何か、そういった場・地域づくりに向けて、支援者はどのように変容する必要があるのか。このことを、アクターたちのネットワークを辿る事で実証的に示すとともに、このようなネットワーキングを今後の支援者が実践するために必要な課題とは何かを提示することを目標とし、次の三つを探求する。 ①反抑圧的で対等な場・地域づくりに関する先進地視察と理論研究の融合 ②上記の場・地域づくりが可能となった現場における様々なアクターのネットワーキングに関する実証研究 ③中間項的支援者が媒介子に変容するために求められるエンパワメント支援に関する理論的考察
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研究成果の概要 |
本研究では、反抑圧的で対等な場づくり・地域づくりとは一体どのようなものであり、そういった場づくり・地域づくりに向けて、支援者はどのように変容する必要があるのか、を検討した。 研究成果としては、スローシティー運動における反抑圧的実践のネットワーキング化の分析や、人の臨終のプロセス、あるいは子育てにおける相互変容プロセスにおいて反抑圧的で対等な場や関係性がどのように生じていくのか、を分析することも出来た。また研究班三人が「教育/研究/社会」を切り分けず、どのような反抑圧的実践を目指してきたのか、をオートエスノグラフィー的に書き上げることもできた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義としては、研究者が自らの教育・研究・社会活動をオートエスノグラフィー的に描くことにより、三つの領域を切り分けることなく一元的に捉える視点を提供することが出来た事が挙げられる。また、社会的意義としては、フィールドワーク実践が研究者や対象者の実存と深く相互作用している実態を明らかに出来たことであろう。これらを通じて、反抑圧的で対等な実践において、研究者も客観的傍観者ではなく、一人のアクターとして関与し・変容してきた実態も明確にすることが出来た。
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