研究課題/領域番号 |
20K02899
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 函館工業高等専門学校 |
研究代表者 |
下郡 啓夫 函館工業高等専門学校, 一般系, 教授 (00636392)
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研究分担者 |
平嶋 宗 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 教授 (10238355)
有賀 てるみ (有賀三夏) 東北芸術工科大学, 基盤教育研究センター, 講師 (40643755)
澤田 陽一 岡山県立大学, 保健福祉学部, 助教 (50584265)
藤原 宗幸 広島商船高等専門学校, その他部局等, 准教授 (00881004)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 芸術 / 汎用的論理思考 / エフェクチュエーション / W型問題解決 / 観察 / STEAM / 探究と創造の往還 / SECIモデル / センスメイキング / 知覚 / 思考 / 実行 / Visible Thinking / 知識構成型ジグソー法 / 汎用的論理思考力 / 創造性 / 対話型鑑賞 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究はまず、科目問わず必要となる、狭義の論理的思考力、すなわち汎用的論理思考力と美術の関係性の調査を行う。その関係性調査で特定された汎用的論理思考力を基盤とする、W型問題解決リテラリー育成のための、対話型鑑賞プログラムの開発する。最終的には、開発した対話型鑑賞プログラムからW型問題解決の方法論の1つであるミニ移動大学を実施し、対話型鑑賞プログラムの効果測定を行うものである。
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研究実績の概要 |
今年度は,これまで課題解決能力と芸術のもつ論理的思考との関係性を整理した。その知見と芸術における観察手法の1つである「知覚の技法」を応用することで,熟達した起業家から発見された、“予測”ではなく“コントロール”によって不確実性に対処する経営学における思考様式であるエフェクチュエーションに応用できることを見出した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究は、芸術の汎用的論理思考を元に、課題解決能力を高める方法論を検討するものである。今年度は、美術の鑑賞法の1つである「知覚の技法」を応用、自身のコントロールできる要素に着目し未来に働きかける思考パターンに応用できる可能性を見出したため。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、今年度見出した、芸術の汎用的論理思考をエフェクチュエーションに応用する方法論を整理、1つのモデルとして構築する。その内容と目的に対して最適な手段を追求するコーゼーションの方法論との両立を図る教育モデルの検討を実施する。
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