研究概要 |
スーパーコンピュータのハードウェア資源の利用効率を上げながらコストを削減することを目的とし,利用効率向上のためのアルゴリズムの開発と省電力への取組みを行った. ジョブの経過時間予測や分析を行い,これに数学的手法を組み合わせることにより,利用効率が向上するアルゴリズムの開発を行った.省電力の取り組みとしては,京都大学で平成24年から稼動予定のスーパーコンピュータシステムの省電力運転のための電源およびジョブスケジューリングの方式を設計した.これにより,消費電力の削減とQOSの維持を両立する方式が得られた.
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