研究課題/領域番号 |
21530351
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高橋 伸夫 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (30171507)
|
研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | ライセンシング / 技術革新 / マルチエージェント / シミュレーション / 技術コミュニティ / 殻 / 企業文化 / NIH症候群 / 強い文化 / 鉄の檻 / コア能力 / コア硬直性 / ウェーバー / トラジェクトリ / 経験曲線 / UNIXライセンス / Linux / T型フォード / ENIAC / ライセンス戦略 / 特許 / Max Weber / センスメーキング / 組織力 / ガバナンス / 同型化 / 半導体光露光装置 / 文化変容 / ネットワーク / マルチエージェント・シミュレーション / 組織化 / 分離志向 / 同化志向 |
研究概要 |
ライセンシング・ネットワークは、技術革新過程のネットワークとしてとらえられる。この研究では、技術革新が生起する技術コミュニティの進化プロセスをマルチエージェント型のコンピュータ・シミュレーション・モデルとして構築した。その際に重要な役割を果たすのはサブコミュニティの文化である。Max Weberの「殻」の概念では、殻の裏側では常に硬直性がつきまとうのだが、似たようなことは経営学でもコア能力/コア硬直性として指摘されてきた。企業文化論、組織文化論では、強い文化が肯定的に主張されてきたが、たとえばNIH症候群の存在は、強い文化がライセンシングだけではなく、技術革新をも阻害する可能性を示している。
|