研究課題/領域番号 |
21580066
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用昆虫学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
矢野 修一 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (30273494)
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研究分担者 |
秋野 順治 京都工芸繊維大学, 学内共同利用施設等, 教授 (40414875)
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連携研究者 |
刑部 正博 京都大学, 大学院農学研究科, 准教授 (50346037)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | アリ / ハダニ / カブリダニ / 防御網 / 捕食回避 / 集合性 / 生物的防除 / 人工生態系 / 捕食回避戦略 / ハダニの網 / 化学成分 / コウズケカブリダニ / ケナガカブリダニ / 移動 / カンザワハダニ / アミメアリ / ナミハダニ / 立体網 / ミカンハダニ / 胴背毛 / 摂食阻害 / フィトール / 捕食連鎖 / ジェネラリスト捕食者 / 体内成分 |
研究概要 |
ハダニは葉面に張った網の中に住み、網でアリ等のほとんどの捕食者による攻撃を防ぐ一方、天敵のカブリダニが網に侵入すると、網外に出て攻撃を避ける。しかしアリとカブリダニの両方がいると、網に籠もるか網を出るかという相容れないハダニの捕食回避策は破綻し、カブリダニを避けて網を出たハダニがアリに捕食された。これまでハダニと無関係と思われていたアリが、カブリダニを利用したハダニの生物的防除に貢献する可能性を世界で初めて示した。また、ハダニが捕食者から身を守るために網を共有し、それがハダニの集合性をもたらすことと、立体的な防御網を張らないミカンハダニが全く異なる捕食回避法を持つことを研究遂行過程で発見した。
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