研究課題/領域番号 |
21592194
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
武田 憲昭 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (30206982)
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研究分担者 |
山本 茂 十文字学園女子大学, 人間生活部, 教授 (70093896)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 味覚障害 / 亜鉛欠乏 / ACE活性比 / 亜鉛補充療法 / オリゴ糖 / 亜鉛欠乏性味覚障害 / 亜鉛吸収障害 / 亜鉛 / 血清ACE活性比 / 血清亜鉛値 |
研究概要 |
ACE活性比を用いた新しい亜鉛栄養状態の評価法を開発し、味覚障害患者と健常成人の亜鉛栄養状態をACE活性比で検討した。その結果、血清亜鉛値が低下している味覚障害患者だけでなく、血清亜鉛値が正常範囲の味覚障害患者でもACE活性比が上昇していた。この結果は、亜鉛欠乏が味覚障害の主な原因であることを示唆している。しかし、味覚障害患者の亜鉛摂取量は、健常成人のそれと差を認めず、味覚障害患者では消化管からの亜鉛の吸収障害が疑われた。次に、亜鉛補充療法に亜鉛の吸収を促進するオリゴ糖を添加し、味覚障害に対する効果を検討し、有効性を認めた。オリゴ糖を添加した亜鉛補充療法は、難治性の味覚障害患者の新しい治療法になる可能性が示唆された。
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