配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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研究概要 |
本研究では視線解析と分類画像法とを組み合わせ,自人種顔弁別,他人種顔弁別時の視覚情報処理特性を詳細に示すことにより,他人種効果の原因を明らかにすることを目的とした。より精密な刺激提示,並びにデータ解析に必要な実験システム(高精度色彩輝度計の導入等)を確立した。実験では,反応一貫性分析を導入することにより反応決定に関わる内部ノイズを調べることにより,試行毎に異なるストラテジーを行ったか否かを検討した。まず,コントラスト閾値については明確な他人種効果は認められなかった。加えて,内部ノイズについても一貫した差異が認められなかった。このことから,他人種効果はCI法,反応一貫性分析で捉えることのできない,顔情報の非線形的な利用による可能性が指摘される。この非線形的な方略については,今後継続的に視線解析を利用した実験を行い,検証していく。
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