研究課題/領域番号 |
21810001
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
池中 良徳 北海道大学, (連合)大学院・獣医学研究科, 講師 (40543509)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,756千円 (直接経費: 2,120千円、間接経費: 636千円)
2010年度: 1,313千円 (直接経費: 1,010千円、間接経費: 303千円)
2009年度: 1,443千円 (直接経費: 1,110千円、間接経費: 333千円)
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キーワード | 免疫かく乱 / 環境汚染バイオマーカー / 重金属 / アフリカ / 飼育動物 / GIS / 環境化学物質 / 感染症 / 免疫抑制 / サイトカイン / インターロイキン / アフリカ地域 / メタロチオネイン / 野生動物 |
研究概要 |
当該研究では、「化学物質を起因とする野生動物の病態」の中で、特に「免疫抑制」に焦点をあて、その現状をフィールドレベルで調査・研究を行った。調査地域であるザンビア共和国では、鉱業活動の影響により、家畜であるウシやげっ歯類において、炎症性サイトカインや酸化ストレスマーカーの変動が明らかになり、重金属への曝露が免疫応答に影響を与えている可能性が示唆された。これら得られた免疫かく乱の結果と土壌中重金属濃度のGISの結果を併せて解析した結果、土壌の汚染分布と生物中蓄積濃度やMT発現量との間に相関は見られず、摂餌などのその他の要因の影響が強いことが示唆された。
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