研究課題/領域番号 |
21K01962
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
|
研究機関 | 大阪歯科大学 |
研究代表者 |
頭山 高子 大阪歯科大学, 医療保健学部, 准教授 (10826671)
|
研究分担者 |
隅田 好美 大阪公立大学, 大学院現代システム科学研究科, 教授 (90377185)
黒田 研二 西九州大学, 看護学部, 教授 (70144491)
大西 愛 大阪歯科大学, 医療保健学部, 講師 (70848390)
赤壁 知哉 大和大学, 保健医療学部, 准教授 (80855726)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | フレイル / オーラルフレイル / コロナ禍 / 地域活動 / 社会参加 / 社会活動 / 口腔機能評価 / 身体機能評価 / 呼吸機能評価 / 高齢者 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は3年間の追跡研究であり、住民主体の活動を支援するための介入を行う。調査は理学療法士による身体機能評価、呼吸機能評価、歯科衛生士による口腔機能評価、質問紙調査によるソーシャルキャピタル、社会参加、主観的幸福感等である。先行研究として行った2019年度の調査(新型コロナウイルス感染症拡大前)のデータと比較することで新型コロナウイルス感染症拡大によるフレイル・オーラルフレイルへの影響を明らかにする。また、地域活動を再開するために、住民の不安要因を明らかにし、それらに配慮した地域活動への介入を行う。フレイル・オーラルフレイル予防に加え、主観的幸福感が高くなる新しい地域づくりへの提言を行う。
|
研究実績の概要 |
研究の目的である「新型コロナ感染予防とフレイル、オーラルフレイル予防の共存を目指した新しい地域つくり」を行うため、2022年度に行った地域における調査(口腔機能評価、身体機能評価、呼吸機能評価と質問紙評価)結果と、地域の代表者にコロナ禍で地域活動をどのようにしたのか、地域活動を再開することへの苦悩、地域活動の意義などについて聞き取り調査を行った結果とをもとに、各地域の地域活動へ歯科衛生士、理学療法士、言語聴覚士が介入を行った。 介入内容は、2種類の介入を行った。1つは歯科衛生士がフレイル、オーラルフレイルについての内容の講演と、お口の体操として健口体操(肩や首の運動、お口の周囲筋の運動、唾液腺マッサージ、舌の運動など)を指導した。1か月に1回のペースで介入し、次の介入までの期間に家で継続して体操を行うように指導した。また家で行った回数を記入してもらった。もう一つは、歯科衛生士と理学療法士もしくは言語聴覚士によるお口の健康について講演、お口の体操としての健口体操と、呼吸機能の運動として「吹き戻し」を行うように指導した。吹き戻しは肺活量を測定し、その人にあった負荷のかかるものを渡した。どちらの運動も次の介入までの期間に家で継続して行うように指導した。また家で行った回数を記入してもらった。3地域があったが、参加者人数が同じようになるように配慮した。3回の介入後に2022年度に行った調査と同じ内容の調査、口腔機能評価、身体機能評価、呼吸機能評価と質問し評価を実施した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
調査までは行ったが、入力に時間を要し、分析が遅れている。期間を1年延長し、結果を分析し発表する予定である。
|
今後の研究の推進方策 |
2024年度は調査した結果を分析し発表する予定である。
|