研究課題/領域番号 |
22224006
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
加藤 礼三 独立行政法人理化学研究所, 加藤分子物性研究室, 主任研究員 (80169531)
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研究分担者 |
田嶋 尚也 東邦大学, 理学部, 准教授 (40316930)
山本 浩史 大学共同利用機関法人自然科学研究機構, 分子科学研究所, 教授 (30306534)
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連携研究者 |
大島 勇吾 独立行政法人理化学研究所, 加藤分子物性研究室, 専任研究員 (10375107)
田久保 直子 独立行政法人理化学研究所, 加藤分子物性研究室, 協力研究員 (60447315)
崔 亨波 独立行政法人理化学研究所, 加藤分子物性研究室, 研究員 (10425415)
辛 埴 東京大学物性研究所, 極限コヒーレント光科学研究センター辛研究室, 教授 (00162785)
宮崎 剛 独立行政法人物質・材料研究機構, 先端的共通技術部門理論計算科学ユニット量子物性シミュレーショングループ, 主幹研究員 (50354147)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
217,750千円 (直接経費: 167,500千円、間接経費: 50,250千円)
2014年度: 31,330千円 (直接経費: 24,100千円、間接経費: 7,230千円)
2013年度: 31,330千円 (直接経費: 24,100千円、間接経費: 7,230千円)
2012年度: 49,140千円 (直接経費: 37,800千円、間接経費: 11,340千円)
2011年度: 40,690千円 (直接経費: 31,300千円、間接経費: 9,390千円)
2010年度: 65,260千円 (直接経費: 50,200千円、間接経費: 15,060千円)
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キーワード | 分子性固体・有機導体 / 電気・磁気的機能 / 有機電子材料・素子 / 超伝導 / 光誘起相転移 / 圧力効果 / 強相関電子系 / 臨界現象 / 分子性導体 / ディラック電子系 / キャリア注入 / モット転移 / 電界効果トランジスタ / 電荷秩序 |
研究成果の概要 |
本研究は、分子系π電子物性の可能性を、物質開発および物性開発の両面から徹底的に追求することを目指した。物質開発においては、新たなデュアル機能π電子系(単一の結晶内で、一種類のπラジカルが分子配列の違いによって二つの異なった物性を示す系)や世界初の単一成分分子性超伝導体を発見した。物性開発では、まず界面π電子の機能として、π電子系で世界初めての電場誘起超伝導を実現し、さらに光で超伝導をON/OFFする光駆動型トランジスタの開発に成功した。また、多層ディラックπ電子系における量子ホール効果の観測やπ電子系金属におけるフェルミ端の初の観測等に成功し、π電子物性の可能性を大きく拡げることができた。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A+: 当初目標を超える研究の進捗があり、期待以上の成果が見込まれる
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