研究課題/領域番号 |
22530020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
西村 安博 同志社大学, 法学部, 教授 (90274414)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 基礎法学 / 日本法制史 / 中世法 / 訴陳状 / 応酬 / 証拠法 / 裁判 / 訴訟手続 / 日本中世法 / 裁判制度 / 裁判規範 / 判決理由 / 鎌倉幕府 / 下知状 / 庭中 / 裁許状 / 御成敗式目 / 追加法 / 文書主義 / 当事者主義 |
研究概要 |
本研究は、日本中世の訴訟関係文書を主な素材として、その裁判手続過程を再構成し訴訟両当事者の応酬に見出される主張の「根拠」すなわち「証拠」を解明することを構想し、実証的な検討を試みた。これにより「証拠」とは単に抽象的な意味での「法」ではなく、個別具体的な状況が反映された上での「法」や具体的な事物であることなどの仮説を提示した。同時に、「道理」を「法」(裁判規範)の中心に据えて「証拠法」の原則を捉えてきた伝統的な学説に対する再考を促した。
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