研究課題/領域番号 |
22592098
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
佐塚 泰之 岩手医科大学, 薬学部, 教授 (90162403)
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研究分担者 |
杉山 育美 岩手医科大学, 薬学部, 助教 (80509050)
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連携研究者 |
藤村 朗 岩手医科大学, 歯学部, 教授 (80173459)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 癌 / ナノバイオ / リンパ / DDS |
研究概要 |
舌癌罹患による転移を予防することを目的とし、転移経路であるリンパ管を標的とした徐放性リポソームの開発を目的とし検討した。薬物投与部位での毒性を抑えるためにリポソーム膜が強固に形成する組成を明らかにし、放出時間を遅延させることが可能となった。また、少量の薬物投与で効果の増強と副作用の軽減が期待されるだけでなく、原発巣が存在する舌と転移先であるリンパ節の双方での薬物集積が認められた。以上の結果より、標的性および徐放性の両方を付与したリポソームの開発により、薬物の少量投与での原発巣の治療・転移の予防・副作用の軽減を可能にすることが期待された。
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