研究課題
基盤研究(C)
歯根嚢胞は,Malassez上皮遺残の増殖に由来する歯性感染症の一つであるが,その発症機序に関しては未だ,不明な点が多い.本研究では,根尖部病巣における,抗菌作用を解明することを目的として,根尖病巣ならびに歯原性上皮細胞株における抗菌ペプチドとE-cadherinの発現について解析・検討した.その結果,歯原性上皮細胞は細菌感染刺激に対して,抗菌ペプチドを分泌しつつ,細胞間結合を強固にする傾向を認め,歯根嚢胞は,感染防御の重要な役割を担っていることが示唆された.
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Oral Science International
巻: (in press)
http://www.hal.kagoshima-u.ac.jp/Omfs2/r_ishihata.html