研究課題/領域番号 |
22770076
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
石田 聖二 東北大学, 大学院・生命科学研究科, 助教 (80547331)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 系統地理 / 氷河期サイクル / 生物多様性 / 湖沼生態系 / ミジンコ類 / 枝角類 / 氷期退避地 / 外来種 / 遺伝的多様性 / アメリカ合衆国ー国際研究者交流 / ロシアー国際情報交換 / 淡水動物プランクトン / 系統地理学 / 分類学 |
研究概要 |
本研究は、日本を含む全球規模に分布するミジンコ類(枝角類)のBosmina longirostrisが、極東域でのみ種分化の過程にあることを示した。極東域では、約10万年スケールの氷河期サイクルを通して比較的に湿潤で穏やかな気候を維持してきたために、湖沼生物種の多様な系統が生残し、独自の進化を遂げたと考えられる。一方で、近縁種のBosmina freyiが近年に北米から日本(千葉県および瀬戸内海沿岸のため池)に侵入したことも示した。
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