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分散型台帳を用いた麻酔記録のNFT化と機械学習によるデジタル公衆衛生体制の構築

研究課題

研究課題/領域番号 22K09023
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関札幌医科大学

研究代表者

岩崎 創史  札幌医科大学, 医学部, 講師 (90608910)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード分散型台帳 / デジタル / 麻酔記録 / NFT / スマートコントラクト
研究開始時の研究の概要

本研究は、麻酔記録をNFT(Non-fungible token)として保存することで、専門医などの資格申請時の麻酔実績や、多施設治験の研究データとして改竄不可能な透明性の高いデータとして半永久的に利用できるようにすることを目的とした研究である。 これにより、パンデミック禍の患者とその酸素飽和度などのデータをBluetooth付パルスオキシメータで、インターネット環境のある療養ホテルや居宅においてもブロックチェーン上の情報として管理することが可能となり、パンデミックにおけるデータ分析と兵站に貢献し、強靭なデジタル公衆衛生体制の構築を試みる。

研究実績の概要

令和5年度は、研究実施計画の如く麻酔記録の画像データ及びデジタル情報のNFT化を行うための、コード作成を行った。本研究ではLISK上で麻酔記録を画像として管理するコードをType Scriptで作成したが、LISK財団は、独立したレイヤー1ブロックチェーンプロジェクトであるLISK ブロックチェーンが、イーサリアムのレイヤー2ソリューションへの戦略的な移行を計画していることが明らかになった。そこで、研究計画の如く、用いるブロックチェーンを、Hyperledger Fabric(IBM社)へ変更し、アプリケーション開発を継続している。これらの実績は、フィラデルフィアで2024年10月18日から22日まで開催される米国麻酔科学会でタイトル「Optimal Blockchain Solutions for Patient Information Management Systems in Japan」として学会発表予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

LISK ブロックチェーンが、イーサリアムのレイヤー2ソリューションへの移行という突発的な出来事があったが、研究計画書の如く、ブロックチェーンを変更して研究の継続ができている。

今後の研究の推進方策

予定通り、半永久的に、個々の麻酔科医が、ブロックチェーン上に麻酔データを保持することが可能と
なり、日本麻酔科学会の専門医などの麻酔実績申請や改竄不可能な透明性の高い、多施設治験の研究データとして利用できるように研究を継続する。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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