研究課題
挑戦的萌芽研究
「音楽的思考」の言語分析を行った。この語は文脈によって様々に用いられており、使用においては留意が必要であることを確認した。次に、実際に児童はどのように「音楽を語る」のかを、児童による音楽鑑賞文を対象に分析した。児童の記述は演奏者や楽曲の特徴、授業者の発問・指示によって大きく変化する。児童の音楽的思考を深める言語活動であるためには、音楽活動の所産としての言語表現に指導の重点を置くのではなく、音楽活動中に思考を音と音楽に密着させ、思考を焦点化させるための言語化を目指すべきであるという結論を得た。
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植草学園大学研究紀要
巻: 第6巻 ページ: 15-25
110009808785
巻: 6巻 ページ: 15-25