研究課題/領域番号 |
23655199
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
細川 三郎 京都大学, 大学院・工学研究科, 助教 (90456806)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ソルボサーマル法 / 形態制御 / 希土類酸化物 / ガーネット構造 / ナノ粒子 / 希土類錯体 / 触媒 / 蛍光材料 |
研究概要 |
オクタン酸を含む 1,4-ブタンジオール中での酢酸セリウムのソルボサーマル反応により、層状構造を有する Ce(C_7H_15COO)_3・H_2O が得られた。この錯体を 400 ℃焼成することで 180 m2/gと極めて表面積の大きな CeO_2 が得られることを見出した。また、このように合成した高表面積 CeO_2 に Ru を担持した触媒は、ベンジルアルコールの酸化反応に高い活性を示した。酢酸イットリウムとトリスアセチルアセトナトガリウムを 1,4-ブタンジオール中でソルボサーマル反応させると、粒径 300-500 nm の球状の形態を有する Y_3Ga_5O_12 が得られた。本球状形態は、1000 ℃焼成後も維持されることを明らかにした。さらに、合成直後の Y_3Ga_5O_12 に 355 nmの励起光を照射したところ、400-500 nm に特異な発光が現れることも見出した。
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