研究課題
挑戦的萌芽研究
ガラスは絶縁体として知られ、内部抵抗率は非常に高く、表面抵抗率も含め絶縁性が高い。厚さが0.1~1 mmほどのソーダライムのガラス板では実用的には電流は流れないとも見なせる。この高い絶縁性を可逆的に低くするようなスイッチング制御ができれば、極めて絶縁性の高いスイッチング素子が実現する。本研究では、制御に電場を用いるが、真空中でガラス板に多価イオンマイクロビームを照射してピンポイントに帯電させ、その反射イオンの軌道から帯電の様子、すなわち抵抗率が電場強度に応じてヒステリシスを持つスッチングをしている可能性をとらえ、モデル計算とも一致することを示した。
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