研究課題/領域番号 |
23659652
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
永井 英司 九州大学, 医学研究院, 准教授 (30264021)
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研究分担者 |
井上 重隆 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (00529802)
鬼丸 学 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (80529876)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 膵癌 / 膵星細胞 / ピルフェニドン / desmoplasia / pancreatic cancer / pirfenidone / gemcitabine / periostin |
研究概要 |
膵癌の desmoplasia 形成を、特発性線維症治療薬であるピルフェニドンが抑制することを同定した。ピルフェニドンは膵星細胞の生物学的活性を抑制し、膵星細胞と膵癌細胞における癌間質相互作用を抑制した。膵癌細胞株と膵星細胞を共移植した膵癌マウスモデルにおいても、ピルフェニドンはその腫瘍形成を抑制し desmoplasia 形成を抑制した。ジェムシタビンとの併用により、相乗的な抗腫瘍効果を確認した。ピルフェニドンとジェムシタビンの併用療法は膵癌における有効な治療戦略として期待される。
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