研究課題
若手研究(B)
本研究の主な目的は, 1990 年代以降の日本の化学産業の動きに注目して,産業組織の再構築と企業の事業構造の転換における相互作用のメカニズムを解明することである。研究成果として,汎用合成樹脂産業の再編要因(コア技術と組織能力の活用による樹脂ごとの棲み分け)と, 事業統合による合理化効果 (設備処理,商慣習改善など) を明らかにした。また,環境問題への対応から生まれた企業間の信頼が,業界再編を促した点も示した。
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イノベーション・マネジメント研究(信州大学)
巻: 第6号 ページ: 18-32
40018822131
『イノベーション・マネジメント研究』