研究課題
若手研究(B)
全身性エリテマトーデス(SLE)やシェーグレン症候群(SS)の発症機序は未だ不明である.本研究ではSLEやSSでみられる自己抗体の対応抗原TRIM21およびTRIM68の病態への関与の可能性について検討した.その結果,TRIM21が炎症性サイトカインの産生に重要なNF-κB活性化経路に重要な蛋白であるTRAF6のユビキチン化やI型インターフェロンの産生の制御に関与することや,TRIM68がI型インターフェロンの産生に重要なIRFファミリー蛋白をユビキチン化することが明らかとなり,TRIM21およびTRIM68のSLE・SS病態への関与および治療標的としての可能性が示唆された.
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Clinical and Developmental Immunology
巻: 2012 ページ: 606195-606195
10.1155/2012/606195
International Journal of Rheumatology
巻: 2012 ページ: 718237-718237
10.1155/2012/718237
巻: In press