研究課題/領域番号 |
23840008
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
吉田 靖雄 東京大学, 物性研究所, 助教 (10589790)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | スピン偏極走査トンネル顕微鏡 / 表面磁性 / 量子スピン系 / 走査トンネル顕微鏡 / スピン偏極STM / ESR STM |
研究概要 |
従来、磁石は「向きの自由度のみを持つスピンの集団」として捉えられてきたが、その描像では定性的にもその性質を説明できない低次元量子磁性体(もしくは量子スピン系)の研究が近年盛んに行われおり、化学的手法によって多くの磁性体が合成され調べられている。これに対し我々は、表面上に吸着させた磁性分子を構成要素とし、走査トンネル顕微鏡(STM)を用いて、理想的な低次元量子磁性体をボトムアップ構築し、その磁性を詳細に調べることを目指している。本研究ではその鍵となる技術である、原子・分子マニピュレーションとスピン偏極STMを確立した。
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