研究課題/領域番号 |
24404019
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
吉野 博 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 名誉教授 (30092373)
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研究分担者 |
長谷川 兼一 秋田県立大学, システム科学技術学部, 教授 (50293494)
柳 宇 工学院大学, 建築学部・建築学科, 教授 (50370945)
岩前 篤 近畿大学, 理工学部, 教授 (90368283)
張 晴原 横浜国立大学, 都市イノベーション研究院, 教授 (70227346)
鍵 直樹 東京工業大学, 情報理工学研究科, 准教授 (20345383)
後藤 伴延 東北大学, 大学院工学研究科, 准教授 (20386907)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2014年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2012年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | 住宅 / エネルギー消費 / アンケート調査 / 実測調査 / シミュレーション / ダンプネス / 結露 / カビ |
研究成果の概要 |
中国の6都市で実施したアンケート調査から,カビや化学物質と子供のアレルギー性疾患との関連性が示唆された。また,南部3都市の方が北部3都市よりもアレルギー性疾患の有症率が高かった。一方,実測調査からは,アレルギー疾患を有するケース群とコントロール群間に空気中のカビや化学物質の濃度差は認められなかった。ただし,南部が北部よりTVOCとPM2.5の濃度が高い結果が得られ,有症率の地域差と整合していた。室内温湿度の結果から,中国の住宅ではこの十年で断熱性は変わらないが,換気回数が減少していることが示唆された。カビ防止の観点から,冬型結露を防ぐための最小熱抵抗を中国の観測気象データに基づいて求めた。
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