研究課題
基盤研究(C)
批判法学の実用化に向けて、その代表的理論家ダンカン・ケネディが提出している法的思考の発展図式「古典派(演繹)→社会派(目的論的解釈)→現代派(政策分析)」を参照しつつ、わが国の法的思考(とりわけ錯誤論)の史的展開の再記述を行った。また、その前提として、批判法学の他の理論――ロベルト・アンガーの歴史社会学、カール・クレアらのネオ・マルクス主義的法社会理論、フランシス・オルセンのフェミニズム法学――との比較検討を通じて、当該図式がもつ意義を確認する作業も行っている。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち謝辞記載あり 2件) 学会発表 (2件)
法学論叢
巻: 180巻5=6号
法社会学
巻: 82号 ページ: 40-57
130008034722
和田仁孝ほか編『法の観察―法と社会の批判的再構築に向けて』(法律文化社)
巻: 印刷中
巻: 172巻4=5=6号 ページ: 331-354