研究成果の概要 |
Qを有理数の集合、α_mをcosの2のm+1乗分のπとし、Qにα_mを附加した体をB_2,mとする。p±1が16で割れない奇素数pについて、B_2,mに1の原始pのn+1乗乗根を附加した体とB_2,mの間のpのn乗次の中間体の類数をh_p,m,nとするとき、h_p,m,nのp-指数はnをどんなに大きくしても一定の数以下であることを示した。これは主な発表論文④に発表されている。さらにlを素数とするとき、B_2,nに√lを附加した体B_2,n(√l)の類数の2-指数がnをどんなに大きくしても、一定の数以下であることを100000より小なるlについて示した。これは主な発表論文①に発表されている。
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