研究課題
挑戦的萌芽研究
腫瘍細胞の表面にPセレクチン糖蛋白質リガンド1 (PSGL1)が発現することで腫瘍の転移にどのような影響がでるかを検討した。犬の自然発生固形腫瘍ではその発現が観察されなかったのに対し、リンパ腫については表面に発現を確認できた。PSGL-1をノックダウンしたリンパ腫細胞株を用いた異種移植マウスでは、腫瘍の転移が非常に抑制された。犬の乳腺腫瘍細胞株にPSGL-1を強制的に発現させた場合は、肺の転移率が増加したようにみえた。以上の結果は、PSGL-1分子が腫瘍細胞の転移もしくは播種において重要な役割を持っていることを示唆している。
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